製図

【一級建築士】製図試験|TAC通信講座の レビュー|金額・教材・メリットデメリットなど

ざわわ
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令和4年度の一級建築士の設計製図試験はTACの通信講座を利用しました。(案件ではありません。自腹で購入しています。)

ざわわ
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結論からお伝えすると通信講座の方が私には合っていました

ざわわ
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ご自身の性格生活スタイルによって通信講座の向き不向きがあると思います。ひとつの経験談としてご覧いただけると幸いです。

私の勉強歴(製図試験)
  • 2021年:大手予備校Sに通学(短期)
  • 2022年:TACの通信講座
こんな人に読んでもらいたい!
  • 一級建築士製図の通信講座どんな感じなのか知りたい!
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使用した教材:TAC

web講座概要

教材(定期宅配便)+映像講義(WEB配信)

課題毎に、

  • 教材(問題用紙など)
  • 映像講義

が準備されています。

好きな時自分のペースで学習するスタイルです。
ちなみにzoomを使ったオンライン授業など、講師の方と意思疎通する機会は一切ありません

質問があれば郵送で紙に書くor会員専用ページから問い合わせができます。

質問回数には上限があるようです。私は結局1度も質問しませんでした。

自由に学習できるのはメリットですが、自己管理はご自身でしっかりと行う必要があります。

教材の概要
  • テキスト、エスキス用紙(初回のみ)
  • 課題(問題用紙、記述用紙、作図用紙)
  • 配送頻度:2週間に1度
映像講義の概要
  • 会員専用ページにて動画配信
  • 映像講義の他に、PDFで講義録も配布される。
  • 配信内容(初回):図面の描き方・法規設備などの基礎的な解説
  • 配信内容(2回目以降):エスキスの手順解説、課題のポイント解説
  • 配信頻度(早期課題):2週間に1度
  • 配信頻度(当年度課題):1週間に1度

郵送での添削

郵送用の封筒(A4)が、教材と一緒に送られてきます。
問題を解き終わったら、紙を折って封筒に入れて、郵便ポストに投函します。

郵送で提出するもの
  • 図面:A2
  • 記述:A3(ただし、課題によっては添削対象外)

1回の切手代が、なんと15円
(第四種郵便物の通信教育用郵便物に該当するため)

注意点
  1. 添削対象の課題は、全課題の半分程度
  2. 全ての課題で、エスキスは添削対象外
  3. 添削の返却が、ポスト投函から約2週間後

通学していれば、すべての課題をその日のうちに添削していただけます。

でも通信教育だと課題の半分程度しか添削しないので、フィードバックが欲しい方にはあまり向かないと思いました。

総額:320,000円

大手予備校の長期製図なら、この3倍くらいのお値段ですよね…

この値段で2月から製図対策ができるのは本当にありがたいです。

レビューが気になる方がいらっしゃると思うので、解説します。

初受験対策講義(オプション):40,000円

初受験対策講義の概要
  • 追加購入する講座(自分で選べます)
  • 対象者①:学科は合格したが製図は受験していない人
  • 対象者②:基礎からもう一度学習したい人
  • 全4回/週1回
  • 2月上旬〜3月上旬
講義の内容
  • 第1回:主に平面図の描き方の解説
  • 第2回:断面図の描き方の解説・法規設備等の基礎知識の解説
  • 第3回:オリジナル課題(低層階タイプ)
  • 第4回:オリジナル課題(高層階タイプ)
  • 図面の描き方の動画がとても分かりやすく作られていた。
  • 丁寧かつスピーディー図面が描けるようになった。
  • 基礎知識の講義はポイントを押さえており、簡潔でとても分かりやすかった

この初受験対策講義では「ここは受験生が苦手なところだな」というポイントをしっかり押さえて簡潔に分かりやすく解説しています。

短期製図ではとにかく詰め込むのに必死で曖昧なところが多かったのですが、TACさんの講義を受けて基礎知識を整理しながら一気に覚えることができました。

TACさんの教材は「要点を押さえる」ことに特化していると感じました

設計製図講義(早期課題+当年度課題):280,000円

設計製図講義(早期課題)の概要
  • 対象者:既に学科を通過している人
  • 全7回/2週間に1回
  • 3月中旬〜6月上旬
  • 添削対象:7課題
講義の内容
  • 課題1:R3年度課題
  • 課題2:オリジナル課題
  • 課題3、課題4、課題5:課題A(過去問をアレンジ)→課題B(過去問)
  • 課題6、課題7:オリジナル課題(模試形式)

私が特にいいなと思ったのが課題3〜課題5です。

過去問の難易度を下げた課題Aを解き次に過去問を解く方式だったので、無理なくトライできました。

設計製図講義(当年度課題)の概要
  • 対象者:令和4年度の設計製図を受験する人
  • 全10回/週1回
  • 8月上旬〜10月上旬
  • 添削対象:4課題
講義の内容
  • 課題1:オリジナル課題(コミュニティ施設)
  • 課題2〜課題9:オリジナル課題(貸事務室)

メリット・デメリット

メリット

通学するより、圧倒的に安い

圧倒的安さ!!!!!

長期製図なのに価格は大手予備校の短期製図の1/2〜1/3って魅力的ですよね!

ちなみにTACさんは、当年度課題が発表されてから「特別講義」と称してさらに授業料を払うことはありませんでした。ありがとうございます。

自分のペースで学習できる

私が通学を選ばなかった1番の理由「自分のペースで学習できるから」でした。

去年短期製図に通っていたのですが、まだ持病が回復しておらず講義中に体調が悪くなることが数回ありました。

通学の魅力は6時間半の通し練習ができることですが、その反面、朝8時半〜夜9時までの授業は明らかに私には合っていませんでした。

その点調子の良い時を選んで体に負担をかけず対策できるTACさんの通信講座は、本当にありがたい存在でした。

最低限の課題数できちんと試験対策ができた

前述でご紹介したとおり、やはり大手予備校と比較すると課題数はかなり少ないため、試験直前まで心配でした。

でも、本番で文章をすべて読んでから確信しました。

「TACの練習問題で、合格ラインまで解ける…!」

(でも、私は基準階3,000㎡の読み方を間違えたタイプなので、不合格濃厚です)

TACさんの課題では、どのような課題が出ていたか気になりますよね?

具体的には、

TAC課題の具体例
  • 貸事務室の室配置を考える課題が数種類用意されていた。
    (使用人数から室の大きさを算定する、室の大きさが異なる、など)
  • 道路高さ制限を考慮しながら低層階と基準階を決める課題が数種類用意されていた。
  • 周辺道路のパターンが数種類用意されていた。
  • 地下駐車場が1課題あった。
  • 貸事務室の天井高2.8mで、階高4mで処理する課題が複数用意されていた。
  • 1/50ではないが、ペリメーターゾーンの断面図を描く記述問題があった。
  • 排煙設備に関する記述問題があった。
  • もちろんその他の記述も、何かしら書いて提出できるくらいの対策ができた。

TACさんの問題は、とってもシンプルでした。

私の感触ですが、「〇〇が読みとければ、解ける!」という感じで課題が作られていたので、もし解けない時はそのロジックを覚えるようにしていました。

また映像講義でしっかりと「今回の課題のポイント」が解説されていたので、通信講座でも深く理解することができました。

ポイントが整理されていて、分かりやすい

とにかく、TACさんの教材はシンプルで簡潔でした。

大手予備校に通っていた頃に曖昧だった知識がシンプルに分かりやすく解説されていて、とても良かったです。受験生が疑問に思うところを先回りして解説していました。

映像講義コンパクトに分かりやすくまとめられていたので、課題をしっかりと消化することができました。

復習用として、教材が複数枚配布される

これは本当にありがたかったです。

特に当年度課題からは問題用紙が2枚記述用紙が3枚図面用紙(敷地印刷済み)が4枚配布されたので、みっちり復習することができました。

課題数も大手予備校よりは少ないので、解き直しに時間を当てることができました。
少し時間を置いて1から解きなおすことでさらに知識が定着しました。

映像講義を2倍速で視聴できる

時間短縮に大きく役にたちました。

理解しているところは2倍速で飛ばして、分からないところは1.2倍速で繰り返していました。

自分のペースで弱点を強化できるのがとても良かったです。

デメリット

時間管理は自己責任で行う

予備校に通学すると6時間半の通し練習をしますが、通信講座は通し練習も自主的に行わなければなりません。

またエスキスの時間図面を描く時間も自分で管理しなくてはいけません。

製図は時間が命の試験なので、タイマーを常に横に置いて一定のペースで解けるように何度も練習しました。孤独との戦いでした。

課題数が少ない

本試験を受けてみてTACさんでも充分対策できたー!よかったー!と思ったのですが、やはり試験前は不安でした。

「予備校は課題数が倍以上あるのに、9課題で大丈夫なの?」と半信半疑でした。

不安な気持ちと戦いながら本番まで気持ちを強く保たなくてはいけませんでした

貸事務室の課題開始が8月12日〜だった

結果本番までに勉強が間に合ったので良かったのですが、課題発表があってから約20日間も対策ができなかったのは少し辛かったです。

仕方なく早期課題の解き直しやノートまとめをしていましたが、少し焦りました

予備校に通学すれば学科試験の次の週から当年度課題の勉強ができるので、対策が遅くなるのが嫌だなーと思う方は通信講座ではなく通学をお勧めします。

貸事務室全9課題がすべて片側コアだった

SNSを見ていると、予備校ではセンターコアで解いている問題が多数見受けられました。

センターコアでないと解けない問題が出題されたら終わりだなと思いました。
この件でも本番まで気持ちを強く保たなくてはいけませんでした

添削は郵便で、記述と図面のみ。エスキスは添削対象外

添削は「合格レベルか、不合格レベルか」を採点してもらうような感じでした。

予備校に通学していると、エスキスも一緒に確認して「自分の思考に何が足りなかったのか」をフィードバックを受けることができます。

でも通信講座ではエスキスのチェックはないので、どこがNGだったのかは自己責任で見つけるしかありませんでした。

当年度課題発表後の添削は全9課題のうち、4課題のみ

予備校に通学していれば全課題添削してもらえますが、通信講座は4課題のみが添削対象だったので、少ない印象でした。

まとめ

いかがでしたか?ご参考になれば嬉しいです。

TAC通信講座・レビュー
  • 教材(定期宅配便)+映像講義(Web配信)
  • 郵送での添削(記述・図面)
  • 金額:総額320,000円(オプション講座含む)
  • メリット:安い・分かりやすい・復習に特化
  • デメリット:時間管理とエスキスは自己責任・課題数が少ない・課題開始が遅い
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ざわわ
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建築士×宅建士(挑戦中)
「オンライン講座で安く合格できるのか?」をコンセプトに、
  ⚫︎一級建築士(学科合格)
  ⚫︎宅建士(合格)
のダブルライセンスを目指しています。
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